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精神医学選書／３
乳幼児の心理的誕生
母子共生と個体化
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Ｍ.Ｓ.マーラー他／著
髙橋雅士・織田正美・浜畑 紀／訳
日本図書館協会選定図書
定価：本体6200円+税
A5判／352頁
発刊日 2001年9月21日
ISBN番号 ISBN978-4-654-00086-9
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乳幼児が母親と別個の個体として心理的に誕生してゆく“分離―個体化”過程を、長期にわたる観察・臨床研究により克明に追究。読者は、乳幼児の精神発達のありさまを、実例によって、生き生きと理解することができるばかりでなく、ますます問題になっている子どもの精神発達障害の防止に役立つ多くの示唆を得るに違いない。新装版。
| こんな方にオススメ |
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・精神医学に関わる方。
・児童相談所、児童福祉に関わる方。
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目 次 |
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第Ⅰ部 分離―個体化の観点
第１章 概観
第２章 研究設定の進展と機能
第Ⅱ部 共生および分離―個体化過程の諸下位段階
序説
第３章 分離―個体化過程以前
第４章 第１下位段階：分化と身体像の発達
第５章 第２下位段階：練習
第６章 第３下位段階：再接近
第７章 第４下位段階：個体性の確立と情緒的対象恒常性の始まり
第Ⅲ部 5人の子どもの下位段階発達
序説
第８章 ブルース
第９章 ドナ
第10章 ウェンディ
第11章 テディ
第12章 サム
第Ⅳ部 要約と考察
第13章 諸下位段階、特に分化におけるバリエーション
第14章 分離不安、基本的気分、および一次的同一性に関する後成説
第15章 核心的同一性と自己―境界形成についての考察
第16章 再接近危機の意義に関するいくつかの最終的見解
付録 データ分析とその理論的根拠：組織的臨床調査における事例研究
付録Ａ 利用可能な資料
付録Ｂ 研究原理
付録Ｃ いくつかの研究方法
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著者紹介 |
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訳者紹介 |
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●
髙橋雅士・織田正美・浜畑 紀
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●髙橋雅士
元三重県児童指導員
●織田正美
早稲田大学教授
●浜畑 紀
元岐阜教育大学教授
1988年逝去
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| その他の関連書籍（黎明書房刊） |
『色彩生理心理学』（精神医学選書④）浜畑 紀著
『胎生論心理学』（精神医学選書⑦）浜畑 紀著
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